2009年06月25日
八十日間世界一周

以前、ブログにちょこっと書いた
海外の古典文学。
上下刊、あっさり、あっという間に
読みきりました!
この作品が書かれたのは1873年。
日本は明治維新が起こって開国したころ。
テレビもラジオもインターネットもない時代に、
作者ヴェルヌはどうやって、
こんなにも正確に
海外の情報を集めたんだろうと、
不思議でなりません。
主人公フォッグは寡黙で、
何を考えているのかわからないけれど、
冷静で心優しいところが
いろんな場面で感じられます。
とにかく面白い!
ハラハラしながら
ページをめくる次への期待感。
そして最後のどんでん返し!
物語を読んでいるうちに
いつの間にか
自分も一緒に旅行に行った気分になって、
当時の様子もかなりリアルに
イメージできます。
今の海外旅行ではなく、
物語が書かれた「当時」の海外旅行を
楽しみたい方におススメです!